「人と向き合う時間は、効率化できない」
時代が変わっても曲げない規範
「できるだけ外へ出ること。多くの人と直接会い、たくさん話をすること」
私が日頃、社員たちに徹底して求めることです。
働き方改革・リモートワーク・タイムパフォーマンスが
これだけ叫ばれる時代に、逆行していると思われるかもしれません。
しかし私は、文字や画面越しには伝わらないこと、
実際に顔を合わせて話すことでしか得られない
“生きた情報”や“強固な信頼”というものが
あるのではないかと思うのです。
これは、先代社長から受け継がれてきた企業メッセージである
「賃貸住宅はどこまで人に寄り添うことができるのか?」 に
応えようとする中で、改めて実感したことでもあります。
コミュニケーションを通じて
社員は「仲間」になっていく
対話の大切さは、社内のメンバー同士においても同じです。
私は代表取締役となった今も、できるだけ管理物件に直接足を運び、
オーナー様や管理担当者、清掃業者の皆さんなどと
顔を合わせる機会を持つようにしています。
「実はこんなことに悩んでいて…」
「もっとこうした方がいいんじゃないでしょうか?」
そういう貴重な意見ほど、
自然体な会話の中から生まれてくることを知っているからです。
困ったことがあったらメッセージを送ってください、
WEB面談で話してくださいと伝えても、案外出てこないものですよね。
全国の拠点でBBQイベントを開催したり、山登りやフットサルなどの活動をしたりと、役職や世代を超えて社員同士が交流する機会はなるべく多く作るようにしています。
もちろん自由参加ですが、思った以上に人が集まり、対外試合ができる規模のチームになったりもしました。
ともに時間を過ごし、笑い合うことで生まれる仲間意識は、私たちの強い結束力の源なのです。
続ける。やりきる。
それがプロになるということ
弊社で働くにあたって、最終的に目指してほしいところは「賃貸のプロ」です。
プロとは、一朝一夕でなれるものではありません。
基本的なことを地道に繰り返し、ときに工夫し、経験を積み重ねて辿り着くものだと思っています。
これもまた、コミュニケーションと同じく、効率化できない部分です。
だからこそ弊社では、人との交流やスキルの研鑽により 多くの時間を割いてもらえるよう、 システム化できる業務については積極的に効率化を図り、 DXを推進しています。
効率化できることとそうでないことのメリハリが重要なのです。
何かとスピードや効率が優先されがちな時代ではありますが、 人との対話、そして日々の積み重ねを大切にできる人が、 私たちの仲間に加わってくれることを期待しています。